内部告発 サラリーマンのごみ箱メールマガジン 編集後記  

2005年05月07日

<尼崎脱線事故>JR社員の不適切行動12件、延べ185人

<尼崎脱線事故>JR社員の不適切行動12件、延べ185人
 JR西日本は6日、先月25日の尼崎脱線事故当日、事故を知りながらゴルフコンペを続けるなど、不適切と考えられる行動が新たに12件見つかり、社員延べ185人が参加していた、と発表した。天王寺車掌区のボウリング大会が発覚したのを受け調査をしていた。会見した徳岡研三鉄道本部長は「事故を知った時点で中止したりしていれば何らかの事故対応ができたかもしれない」と陳謝し、「個人の問題というより社の体質に問題がある。現状を分析して問題点を洗い出したい」と述べた。
 ゴルフコンペは神戸支社が希望者を募って兵庫県で開催。姫路鉄道部や網干総合車両所(同県姫路市)などの部長、助役ら19人が事故当日の午前9時50分から順次スタート。昼食時にテレビや職場からの連絡などで事故を知ったが、午後4時までプレーした。7人が参加した網干総合車両所では、最大46人が事故現場に派遣され、26日以降のコンペは中止になった。
 また、京都建築工事所北陸派出所の28人(関連会社社員含む)は25日朝から1泊2日でゴルフと宴会を滋賀、京都で行った。宮原総合運転所(大阪市淀川区)の係長ら14人は事故2日後の27日、部外者を含む懇親ゴルフを開催。20人の予定だったが、事故を受け6人が参加を辞退した。
 ほかに先月30日までに行われた関連会社社員との懇親ゴルフ、退職・転勤者の送別会、契約社員らとの懇親会、駅主催の愛・地球博への日帰りツアー実施なども「不適切」の対象にした。神戸支社の係長2人が事故発生前の当日朝に姫路を出発した韓国旅行も含めた。ゴルフや旅行の際は、公休を取っていたという。【川上克己】
(毎日新聞)
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2005年05月02日

明治生命保険(現明治安田生命保険) 摘発

旧明治生命保険(現明治安田生命保険)と子会社が東京国税局の税務調査を受け、契約の見返りに外資系証券会社へ計約2億7000万円のリベートを渡したと指摘されていたことが1日、分かった。当初、手数料として経費計上されたが、同国税局は課税対象の交際費に当たり、経費に見せ掛けていたと認定、重加算税を含め追徴課税した。
 経費の計上時期の誤りなども含め、明治生命が指摘された申告漏れ額は2001年3月期までの3年間で計約50億円、追徴税額は十数億円に上るとみられる。 
(時事通信)
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福知山脱線事故 実況報告

107人が死亡した兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、大破した1両目車両に、毎日新聞大阪経済部の久田宏記者(30)が乗っていた。久田記者は25、26日と通院し、頭部や顔面打撲の後遺症の心配はほぼないと診断されたが、仕事にはまだ復帰していない。事故からまもなく1週間。ようやく断片的によみがえってきた記憶をもとに、事故発生前後を再現した。
 ◇ゆっくりと傾いていく…
 25日朝、JR川西池田駅から快速電車に乗った。いつものように、降車後、仕事場に行くのに都合のいい1両目だ。空席はなく、最後部ドアのやや前、進行方向右側に立った。パソコンバッグを網棚に置き、右手でつり革をつかんだ。
 伊丹駅に着いた。「行き過ぎたんじゃないか」。近くの乗客の声で振り返ると、いつも伊丹駅を過ぎたところで見える集合住宅が目に入り、オーバーランしたと気付いた。「車両が行き過ぎました」という車内アナウンスの後、バックして定位置に戻った。バックするスピードはゆっくりではなかったが、そんなに速いとも感じなかった。
 伊丹駅発車後、考え事をしていてよく覚えていないが、スピードは異常というほど速いとは感じなかった。福知山線の快速は時間調整のためにけっこう速く走ることをこれまでも何度か経験していた。普段遅れているときと同じように急いでいるなという程度の印象だった。
 車両が不自然に左右に揺れて、現実に引き戻された。「ポイントを通過したにしては揺れが激しい」。急に不安が広がり、後方に目をやると、1両目が2両目の車体より外側にゆっくりと傾いていく光景がスローモーションで目に入った。車内に「ウオー」と声にならない悲鳴が響く。
 「事故になる!」。全身に力が入った。次の瞬間、車両が何かに打ちつけられた。レールではない場所を動いているという感覚は一瞬あったが、事故時の記憶はそこまでしか残っていない。
 気がつくと、私は右手1本でつり革にぶらさがっていた。夢中で放さなかったのか、硬直して離れなかったのかは分からない。ただ、反対側のつり革をつかんでいたら、横転して地面と接触した電車の左側面にたたきつけられていただろう。
 周囲は暗かった。前方にわずかに差し込んでいた光の中、自分の鼻から2本の筋となって鼻血が噴き出しているのがわかった。「鼻を打ったか」と直感したと同時に「生きている」と安堵(あんど)感がわいた。痛みは感じなかった。つり革を離すと、両足で着地できた。両手足も無事だと実感した。
 周りには、両手が辛うじて伸ばせる程度の空間があった。眼鏡が吹き飛んでいたため、はっきりとは見えなかったが、空間に奥行きはなく、絡み合った金属に囲まれているような印象だった。
 斜め上から差し込む光の方から足元付近まで、格子状に穴の開いた薄い鉄板が45度ぐらいの角度で延び、女性がよじ登っていた。「脱出できる」と直感し、両手で鉄板をつかみ足をかけて、女性の後に続いた。鉄板は駐車場の一部で、車両の窓から突き刺さっていたのではないだろうか。
 絡み合っている鉄骨やパイプの間に、私の体(177センチ、79キロ)がようやくくぐりぬけられるすき間があった。このころになって初めて、車内の奥から声にならない悲鳴、泣き声がすることに気付いた。すき間から出るときにスーツの左肩が金網に引っかかった。無理やり伸び上がると、スーツは破れたがすき間から抜け出せた。足を踏み出したところはアスファルトだった。
 振り向くと、もつれ合う鉄骨の中に傾いた自動車が何台もあった。見上げるとマンション。「電車に乗っていたのに、なぜこんなところから出てきたんだろう」と思った。別の若い女性が、私が登ってきた下の付近にいたので「落ち着いて登って」と声をかけ、手を取って引き上げた。続いて若い男性も引き上げた。
 近くの人が集まってきたので救助を任せて、駐車場前の敷地の端に座っていると、タオルや氷を持ってきた人に「頭から血が出ていますよ」と声をかけられた。渡されたタオルを頭頂部付近にあてると、血がべったりつき、頭を切っていることに初めて気付いた。傷は10センチ、全治3週間の診断だった。
 ◇車内の様子
 先頭車両は定員150人で、事故当時、座席はほとんど埋まり、立っている乗客はまばらな込み具合だったという。脱線した後はマンション1階立体駐車場に突っ込み、長さ20メートルの車体は半分の10メートル前後に押しつぶされた。死者の約3割は1両目の乗客とみられ、床の鉄板を破って地下部分にめり込んだ先頭部分に犠牲者が多いとみられる。 
 ◇事故にどう向き合えばいいのか
 私が助かったのは、運が良かったと言うしかないのかもしれない。しかし、そう考えるとかえって死を意識して、残される妻と2人の子供がたいへんだろう、悲しませてしまう、などの思いがこみ上げてくるので、今はあえて考えないようにしている。ただ、乗り合わせた新聞記者として、事故を記録しておくのは、最低限の使命であると思い、思い出す限りのことをつづった。だが、この事故にどう向き合えばいいのか、まだ考えはまとまっていない。
(毎日新聞)
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2005年04月13日

大阪・和泉市長を逮捕へ 競売入札妨害容疑で大阪地検

大阪・和泉市長を逮捕へ 競売入札妨害容疑で大阪地検

 大阪府和泉市の発注する駐車場整備工事の指名競争入札に絡み、稲田順三市長(64)が入札情報を業者側に漏らした疑いが強まり、大阪地検特捜部は13日午前、競売入札妨害の疑いで稲田市長に任意同行を求めて取り調べを始めた。元助役の池辺功(63)、同市の建設会社「竹内建設」会長の竹内務(76)の両被告=別の競売入札妨害罪で起訴=ら4人からも同容疑で事情を聴いており、いずれも容疑が固まり次第、逮捕する。

 調べによると、稲田市長は、一昨年5月に市が入札を実施した同市小野町甲の「いずみ霊園駐車場等整備工事」の価格を池辺被告に漏らし、池辺被告が竹内建設に価格を流した疑いがもたれている。稲田市長は情報が業者側に漏れるのを認識していた疑いがあるという。

 同工事の指名競争入札には竹内建設など9業者が参加したが、結局、竹内建設が落札し、1億4700万円で請け負った。

 池辺被告と竹内被告は3月、いずみ霊園に併設された市運営の葬祭場の葬祭業務の委託をめぐって入札情報を特定の業者に漏らすなどしたとして、特捜部に競売入札妨害容疑で逮捕、同罪で起訴されている。

 稲田市長は市職員の出身。人事課長や企画室長、市長公室理事などを務め、95年に無投票で市長に初当選した。現在3期目。

 竹内被告は長年、地元の公共工事を仕切ってきた「実力者」とされる。竹内建設が04年5月までの2年間で元請けとして受注した和泉市の公共工事は計39件にのぼる。特捜部は稲田市長と竹内被告との結びつきについても追及する。

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2005年04月05日

昨年度リコール過去最多 日本の保有台数の1割

昨年度リコール過去最多 日本の保有台数の1割

 昨年度の自動車のリコール届け出が件数、台数とも2003年度の2倍前後に上り、過去最多となったことが国土交通省のまとめで5日、分かった。台数は約760万台と日本の自動車保有数約7800万台の約1割。三菱自動車、三菱ふそうトラック・バスの2社が、過去の欠陥隠し分を大量にリコールしたことが影響した。
 国交省によると、昨年度の全体の届け出は438件で、03年度の204件から一気に倍増した。このうち、三菱自の欠陥隠し分が39件、三菱ふそうが隠ぺいや放置していたのが66件で、合わせて全体の4分の1を占めた。
 一方、届け出台数は03年度が全体で約440万台だったのに対し、昨年度は約760万台だった。このうち三菱2社の欠陥隠しなどの分は計約210万台で約28%を占めた
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2005年04月01日

金支給ミスは8万人・380億円に…社保庁最終報告

金支給ミスは8万人・380億円に…社保庁最終報告

 社会保険庁は1日、年金の給付システムについて総点検を行った結果、調査を開始した2003年6月以降、支給ミスは過払い、未払いを含め、約8万人、少なくとも380億円に上るとの最終報告を公表した。

 給付システムのプログラム設定、事務処理上のミスによるものが大半で、社保庁は速やかに関係者の処分を行うとしている。

 社保庁はこれまで、支給ミスが判明するごとに昨年12月の中間報告や追加報告を含め、延べ8回にわたり事実を公表している。今回は新たなミスはなく、過去の発表で未確定だった人数、金額を集計した。

 支給ミスは、過払いが約2万2300人、91億1500万円。未払いが約4万5400人、288億9400万円。このほか、約1万2000人については個々の年金受給者の加入記録を精査する必要があり、金額は未確定としている。

 ミスのうち、プログラム設定ミスのほとんどは、委託業者が給付システムの基本仕様を定める設計書を作成する際に、社保庁側が指示を誤ったのが原因。事務処理の誤りの多くは、情報の確認や入力漏れによるものだとしている。

 報告では、ミスの背景として「年金制度は5年に1度の財政再計算の際に制度改正が行われており、複雑かつ多岐なものとなっている。年金支給の決定等の事務のために必要な情報量が膨大」などとして、制度自体の問題点を指摘。プログラム設定ミスについては、「定期的に専門的人材を計画的に育成してこなかったことが背景にある」とした
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2005年03月30日

振り込め詐欺 被害、大手4行に支払い命令 東京地裁


 「振り込め詐欺」の被害者らが、大手都市銀行4行を相手に、振り込んでしまった額の払い戻しを求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。藤山雅行裁判長は、振込先の口座の「名義人」に代わって被害者が銀行に払い戻しを請求できる権利を原告に認め、4行に請求通り計約260万円の支払いを命じた。名義人の特定ができなくても、被害直後に気づき届け出て、口座に預金を残すことができれば、損害を回復できる道が開けたことになる。

 訴えられていたのは三井住友、東京三菱、UFJ、りそなの4行。

 今回のケースで焦点になったのは、(1)被害者が口座の名義人に対し、振り込んだ額を不当利得として返すよう求める権利(2)口座の名義人が銀行に対し、預金を払い戻すよう求める権利――の二つの権利だ。判決では、被害者が(1)の権利を守るために、名義人に代わって(2)の権利を行使できる、いわゆる「代位権」が認められた。

 藤山裁判長は、被害回復のよりどころとなる財産としては、口座にある預金しか見あたらないことを指摘したうえで、「原告が不当利得返還請求権を保全するには、名義人の預金払い戻し請求権を代わって行使するしかない」として、銀行に支払いを命じた。

 原告は東京、神奈川、熊本の3都県の高齢者ら計5人。同じ詐欺グループの被害者とみられる。03年3月から5月にかけ、「交通事故を起こしたから示談金が必要になった」などとうその電話を受け、自分の子どもと間違えるなどして、指定された口座に約106万〜3万9000円を振り込んだ。その後、詐欺とわかり、口座も架空名義だったことがわかった。

 5人は昨年7月に提訴した。原告側代理人の村上徹弁護士は「訴訟は時間や費用がかかり、被害者の多くを占める高齢者には負担が大きい。訴訟を起こさずとも銀行が払い戻しに応じるルールづくりが必要だ」と話す。

 警察庁のまとめによると、昨年1年間に起きた振り込め詐欺は約2万件。被害総額は283億8000万円だった。

    ◇

 判決を受けて東京三菱、UFJ、りそなの3行は「コメントを控える」とする一方、三井住友は「判決に従い預金の払い戻しを実施する」とのコメントを出した。

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2005年03月29日

海外臓器移植の一体を暴く

中国で腎移植男性に聞く 自己責任で決断 長い闘病、限界

 「今の日本の法律や移植システムに殺されるのは納得できない。だから自己責任で決断した」。中国・広州市の「クリフォード病院」が日本の患者への腎臓移植に向けた窓口開設を計画している問題で、昨年夏に中国に渡り、この病院で移植を受けた40歳代の男性が産経新聞の取材に応じ、心情を語った。死刑囚の人権問題を指摘する声もあるが、5年間ドナーを待ち続け、体力の限界で下した決断だったという。一問一答は次の通り。

 −−いつクリフォード病院で移植を受けたのか

 「仕事を片付けて昨年7月に中国に渡り、8月に手術を受けた」

 −−どうやってクリフォード病院を知ったのか

 「クリフォード病院の日本支部設立を推し進めている日本クリニックが作ったパンフレットで知った」

 −−死刑囚を臓器提供者にする「死刑囚ドナー」をどう思うか

 「クリフォード病院は、腎臓を提供してくれたドナーについては一切、答えない。だから死刑囚かどうかは分からない。だが、中国の法律で裏付けられたドナーであることは間違いない」

 −−死刑囚の人権問題を主張する声もあるが

 「中国の法律に抵触する行為ではないので、日本人や日本の政府がとやかく言う問題ではないと思う」 

 −−それでもかなりの決断がいったでしょう

 「5年間、ドナーを待った末の決断だった。ただ、ひたすらドナーを待つより、一度にきっちりと決めた方がいいと考えた。その国の法律に違反してまで腎臓の提供は受けたくはないが、違反でなければ、自己責任でやればいい」

 −−5年間の透析生活も大変だったでしょう

 「長い透析生活で、精神的にも肉体的にも限界に来ていた。もし、半年か1年、移植が延びていたら、透析の合併症で移植手術に耐えられない体になっていた。そうなっても、国は面倒をみてくれない。この気持ちは私のような病気(慢性腎不全)になった人でなくては分からない」

 −−日本の臓器移植法や移植システムについてはどう思うか

 「はっきり言って、今の移植法は私たち患者を守ってはくれない。このままでは週4、5回、1日4時間も人工腎臓(透析装置)につながれる患者を増やすだけだ。倫理観がどうのこうのと言っても始まらない」

 −−かなりの費用がかかったようですが

 「治療行為やその他の費用として支払った。お金を出したからと言って臓器売買には当たらないし、その意識も全くない」

 −−クリフォード病院を選んだ理由は

 「腎移植にかなりの経験のある医者がいたし、病院のセキュリティーもしっかりしていたので」

 −−移植はどのように進められたのか

 「透析の合併症を改善しないと手術できないと言われ、入院してから移植するまでは、肺や心臓の精密検査を行い、肺結核とがんも徹底的に調べた。同時に中薬(中国伝来の薬)で体質を改善し、体力も付けた」

 −−どのくらいでドナーが現れたのか

 「2週間経過した時点で、一度、ドナー情報があったが、適合性の問題からパス。その1週間後、適合率90%のドナーが現れ、移植手術に踏み切った。最初に3週間かかると説明された通りになった。クリフォード病院は、腎臓が回ってくる優先順位が高い」

 −−移植を受けた感想は

 「尿が出る喜びを知った。人生観も変わった」



 ■「日本クリニック」 中国系米国人によって1992年に米国で設立された。米国内に日本人向けの8カ所の診療所(シカゴ、アトランタ、サンディエゴなど)を持ち、独立採算経営のもとに医療ネットワークを結んでいる。総スタッフ50人(うち医師20人)で、日本人、あるいは日本語が話せる米国人や中国人らが医師として勤務する。

【2005/03/27 東京朝刊から】

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海外臓器移植の一体を暴く

中国で腎移植男性に聞く 自己責任で決断 長い闘病、限界

 「今の日本の法律や移植システムに殺されるのは納得できない。だから自己責任で決断した」。中国・広州市の「クリフォード病院」が日本の患者への腎臓移植に向けた窓口開設を計画している問題で、昨年夏に中国に渡り、この病院で移植を受けた40歳代の男性が産経新聞の取材に応じ、心情を語った。死刑囚の人権問題を指摘する声もあるが、5年間ドナーを待ち続け、体力の限界で下した決断だったという。一問一答は次の通り。

 −−いつクリフォード病院で移植を受けたのか

 「仕事を片付けて昨年7月に中国に渡り、8月に手術を受けた」

 −−どうやってクリフォード病院を知ったのか

 「クリフォード病院の日本支部設立を推し進めている日本クリニックが作ったパンフレットで知った」

 −−死刑囚を臓器提供者にする「死刑囚ドナー」をどう思うか

 「クリフォード病院は、腎臓を提供してくれたドナーについては一切、答えない。だから死刑囚かどうかは分からない。だが、中国の法律で裏付けられたドナーであることは間違いない」

 −−死刑囚の人権問題を主張する声もあるが

 「中国の法律に抵触する行為ではないので、日本人や日本の政府がとやかく言う問題ではないと思う」 

 −−それでもかなりの決断がいったでしょう

 「5年間、ドナーを待った末の決断だった。ただ、ひたすらドナーを待つより、一度にきっちりと決めた方がいいと考えた。その国の法律に違反してまで腎臓の提供は受けたくはないが、違反でなければ、自己責任でやればいい」

 −−5年間の透析生活も大変だったでしょう

 「長い透析生活で、精神的にも肉体的にも限界に来ていた。もし、半年か1年、移植が延びていたら、透析の合併症で移植手術に耐えられない体になっていた。そうなっても、国は面倒をみてくれない。この気持ちは私のような病気(慢性腎不全)になった人でなくては分からない」

 −−日本の臓器移植法や移植システムについてはどう思うか

 「はっきり言って、今の移植法は私たち患者を守ってはくれない。このままでは週4、5回、1日4時間も人工腎臓(透析装置)につながれる患者を増やすだけだ。倫理観がどうのこうのと言っても始まらない」

 −−かなりの費用がかかったようですが

 「治療行為やその他の費用として支払った。お金を出したからと言って臓器売買には当たらないし、その意識も全くない」

 −−クリフォード病院を選んだ理由は

 「腎移植にかなりの経験のある医者がいたし、病院のセキュリティーもしっかりしていたので」

 −−移植はどのように進められたのか

 「透析の合併症を改善しないと手術できないと言われ、入院してから移植するまでは、肺や心臓の精密検査を行い、肺結核とがんも徹底的に調べた。同時に中薬(中国伝来の薬)で体質を改善し、体力も付けた」

 −−どのくらいでドナーが現れたのか

 「2週間経過した時点で、一度、ドナー情報があったが、適合性の問題からパス。その1週間後、適合率90%のドナーが現れ、移植手術に踏み切った。最初に3週間かかると説明された通りになった。クリフォード病院は、腎臓が回ってくる優先順位が高い」

 −−移植を受けた感想は

 「尿が出る喜びを知った。人生観も変わった」



 ■「日本クリニック」 中国系米国人によって1992年に米国で設立された。米国内に日本人向けの8カ所の診療所(シカゴ、アトランタ、サンディエゴなど)を持ち、独立採算経営のもとに医療ネットワークを結んでいる。総スタッフ50人(うち医師20人)で、日本人、あるいは日本語が話せる米国人や中国人らが医師として勤務する。

【2005/03/27 東京朝刊から】

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2005年03月27日

女性医師の異動は『内部告発の報復』


横浜市立脳血管センター 横浜市立脳血管医療センターに勤務する神経内科の女性医師に対する人事異動に対し、同じ神経内科の医師のうち部長ら二人をのぞく十一人の医師らが連名で二十五日、「一昨年起きた内視鏡の手術ミスを内部から告発したことに対する報復人事だ」として、市衛生局と総務局に抗議し、経緯の説明を求める質問状を提出した。

 この女性医師は同センター神経内科で患者を受け持ち、急性期患者を治療する脳卒中診療部にも名を連ねる臨床の医師。ところが、四月から市衛生局保健部への異動を命じられ、局内の事務的担当となるという。

 同センターでは二〇〇三年七月、内視鏡手術を受けた女性患者が重体となる医療ミスが起きたが、同センターは当初から「問題はなかった」としていた。この女性医師は内部の診療科会議などで手術に疑問を投げかけた医師の一人。その後外部の調査委員会が立ち上がり、医療ミスと認められるきっかけをつくった。

 患者と家族は今月十七日、手術を行った脳神経外科三人を刑事告訴し、市に対し二億八千万円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。

 抗議した神経内科の医師らは、医局出身の臨床医師が局内の事務的職種に異動させられるのは極めて異例とし、「内視鏡手術に疑義を唱えたことへの報復と、現在調査中の案件に対する隠ぺいだ」と主張。さらに疑義を唱えたほかの医師も今後異動させられる恐れがあるとしている。

 これに対し、市衛生局は、「異動は本人の勤務状況を総合的に判断したもので、内視鏡の手術ミスの問題とは全く関係ない」としている。

 女性医師は今後、人事委員会に不服申し立てすることを検討しているという。

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