内部告発 サラリーマンのごみ箱メールマガジン 編集後記  

2005年09月06日

リフォーム詐欺の実態

住宅リフォームに関するトラブルが社会問題化する中、中津署は住宅の補強工事をしたように見せかけ、現金をだまし取ったなどとして、福岡県内の男二人を特定商取引法違反(不実の告知)と詐欺の疑いで逮捕した。二人は「床下換気扇を取り付けている一人暮らしの高齢者を狙った」と供述。巧妙な手口で”老後の蓄え”にたかる実態が浮かび上がった。

 お粗末工事

 「二人が捕まった今でも歯がゆい。面と向かって文句を言ってやりたい」。中津市内の山間部で一人暮らしをする被害者の女性(70)は唇を震わせた。「事件については話したくない。親族も嫌がる」と表情を硬くしつつも、だまされたショックを隠しきれない様子。

 事件は五月十六日に発生。午後二時ごろ、作業服姿の男二人が施錠されていない女性方の引き戸を開け、土間に上がり込んだ。男たちは「本社から来た」と床下換気扇を取り付けた会社の社員のように装い、換気扇を調べるという口実で床下に潜り込んで、「床が落ちそう。補強工事をする必要がある」と告げたという。

 工事とは、地面と床の間の狭いスペースに、市販のジャッキを置くだけのお粗末なものだった。作業の間、女性は工事代として要求された百万円を引き出すため、近くの金融機関へ。午後四時半ごろに帰宅すると工事は既に終わっていた。二人は代金を受け取ると、契約書など工事の内容を記した書類を一切、渡すことなく去った。

 二人は八月下旬、中津署に逮捕された。調べに対し、二人は「田舎の人の方がだまされやすいと思った」と供述。女性は「話し方がうまかった。とても人をだましているようには見えなかった」と振り返る。

「制度が必要」

 今回の事件について、県内のリフォーム業者でつくる県建築住宅センター・リフォームメンバー会(佐藤俊治会長・百十五社)は「消費者との信頼関係を築く取り組みを進めているのに、業界のイメージダウンにもなりかねず本当に腹立たしい」と憤る。同会は研修会などで、簡単な工事でも見積書や契約書などをきちんと渡し、消費者に十分な説明をするよう加盟社に指導しているという。

 佐藤会長は「悪質な業者は不安をあおったり、大幅な値引きなどを口実に、すぐに契約を結びたがる。床下換気扇のある家は、もともと家主が床下の湿気に不安を持っており、今回の事件はそれにつけ込んだのではないか」と指摘。「すぐに契約せず、知り合いの建築士や業者、親族など信頼のおける人と相談し、十分に理解、納得した上で契約することが重要」と呼び掛ける。

 現在の建設業法では五百万円以上の工事を請け負う業者は、国土交通大臣または知事の建設業許可が必要だが、五百万円未満の工事であれば許可は必要ない。佐藤会長は「悪質業者が横行する一因にもなっている。業者登録制度が必要ではないか」と行政の積極的な対応を求める。

 事件後、被害者の女性の生活は一変した。「いつも近所の人が来るだけだから」と鍵を掛ける習慣はなかったが、在宅の時も施錠するようになった。見知らぬ人が訪ねてくれば、窓から確認し、玄関にさえ出ないこともある。「また同じような人が来たら怖いから…」。水田が広がるのどかな山村に、事件は暗い影を落とした。
posted by リーマン at 07:06| 京都 ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | 地方行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
押し後残します
Posted by 人妻 at 2008年01月26日 15:36
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